シプレコーポレーション
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有害物質 溶出テスト方法
無害化リサイクル後の有害物質溶出テスト
1. 無害化リサイクル品を粉砕
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▲振とう機やフラスコなどの試料作成のための器具
無害化リサイクルされたコンクリート製品を、
粒径2mm以下に粉砕。試料として50g用意。
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2.PH5・8〜6.3の溶液に試料を混入
溶液500gに試料50gを混ぜ、検液を作る。
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3.検液を振とう・攪拌
 
検液を、振とう機(毎分往復200回振とう。
振とう幅約4cm)にかけ連続6時間振とう・攪拌。
 
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4.静置・遠心分離機
 
振とう後、約30分静置。その後、遠心分離機(毎秒3,000回)にかける。  
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5.検液を濾過
 
0.45μmのメンブラン濾紙で濾過する。  
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6.濾過した液を煮沸
 
濾過した検液を50ml採り、硝酸5%を加え、ガラス蓋を被せて、水分が約10ml分蒸発するまで100℃〜150℃で煮沸。煮沸後、常温(20℃〜25℃)まで冷却し、10mlの精製水とあわせる。 画像02
▲原子吸光分析装置
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7.原子吸光法(ファーネス法)で分析
上記手順で作成した溶出検液を、原子吸光分析装置にかけ、各有害物質の溶出量を測定。
     
原子吸光分析法(ファーネス法)って?
原子は特有の波長の光を吸収する現象があります。それを利用した分析法です。
試料を高温中で原子化し、原子蒸気を作り、励起波長の光を透過させると、原子の数に応じて吸光が起きます。この吸光度から含有物質の濃度を求めることが出来ます。
原子吸光分析法には、炎で試料を加熱し、原子化するフレーム法と、電気で過熱し原子化するファーネス法があります。
フレーム法は、高濃度試料の分析に、ファーネス法は低濃度試料の分析に適しています。
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